”反日国家”という言葉に踊らされるバカな日本人

中国……韓国…

日本の反日国家は?と問われて真っ先に思い浮かぶ国ですね。

自分のことを嫌いと思う人に対して、良い印象を抱かないように、日本のことを嫌う国を悪い国だと思うのは、当然のことかもしれません。

でも、そもそもその国の何が嫌いなのかをあなたは答えられますか?

嫌いな理由を問われて、すぐに答えが出てこず、ありきたりな答えや”なんとなく嫌い”などの答え方を思いついた人は、周りの風潮……というより日本の風潮に流されてるにすぎません。

自分の経験関係なく、何かを嫌いになるというのは、実は日本の国そのものが原因なのです……

 

反日国家嫌いのほとんどはその国の人々と接したことがない!?

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日本人が韓国人、中国人のイメージを問われると、たいていの人は悪い印象が先行して思いを述べます。

そのあとに韓国人、中国人と接する機会が普段どのくらいの頻度であるかを問うと、”街で見かける程度で、ほとんど接することはない””まったくない”と答える人が大多数を占めました。

つまり、嫌いと主張するほとんどの日本人が韓国人、中国人の実態を知らないのです

妄想だけで反日国家と呼ばれる国々を判断していることになります。

最近では、日本を観光する韓国、中国人も増え、街で目にする機会は多くなりました。

その一方で、実際に外国人と接する人が限られているのも事実です。

”反日”という言葉によって、自分たちのことを良く思っていないんじゃないかという先入観が接する機会を少なくしているのではないでしょうか?

実際に反日感情を抱いてるとされる国々の人と接すると、国がやってる反日行動にはあまり興味がなく、”それよりも漫画だアニメだ”の方に関心を持つ人々が多い印象を受けました。

日本人が政治に関心を持たないのと一緒ですね。

では、なぜそこまで反日国家というものが騒がれているのか?

それは、”国”という存在が1番の原因です……

 

個人を無視して成り立つのが”国”

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民主主義の国ニッポン……

これを聞いてどんなイメージが浮かんだでしょうか?

自由、平等………などなどいろいろ出てきますね。

簡単に言えば、民主主義は国民が主体となって国を作っていくって考えですね。

つまり、国民の意見は尊重されやすいってことです。

でもね、国民と個人は別物です。

何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、”国民の意見”というものはある程度人数が集まって、はじめて”国民の意見”として国に認識されます

でも、”個人の意見”というものは、あなたや私、たった1人の意見なので、どんなに素晴らしい意見だとしても国には認識されることすらない、大声で叫んだとしても受け入れられない、つまり、無視されるわけです。

それが”国”ということになります。

日本で報道されている韓国、中国の反日的な行動も個人1人の意見でやってるわけではありません。

”国”という存在がやらせているということになります。

でも本人が合意の上でやってるんだろうと思われがちですが、その国に住んでる以上、その国の風潮に逆らうと自然と淘汰されますし、仕方なくやっているという人がいるのも事実です。

だから、反日国家と呼ばれる国の人々が個人的に反日行動に興味がない人が多くても、反日国家という存在はなくならないのです

国で見てはいけない、個人で見ろ!

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私は、韓国が嫌いです。でも韓国人のキムさんは大好きです。

……この違いがわかりますか?

韓国という”国”が日本に対してやってる反日行動は嫌いだけど、韓国という”国”にいるキムさんはそんなことやってないし、関係ないので大好きだ、って感じの意味です。

そもそも、誰かを好きになるのに、国と国は関係ないはずです。

どの国も”国”という集団になると醜いものです。

美徳を重んじる日本も例外ではありません。

元々の文化イメージが違うだけで、アメリカもフランスもイタリアもみ~んな”国”になったら醜いのです。

国と国の規模で考えてしまうとどうしても利益やらなんやらが絡んできて、従うか支配するか、折り合いがつかない場合は戦争にまで発展する。

国と国が争うというのは、個人を完全に無視したただの利権争い……醜いです。

誰も望んでません…

今の時代は、ネットが普及してます。

個人の情報発信も容易になってきました。

パソコン1つで簡単に世界中の人と繋がることができる世の中です。

つまり、国と国の関係を通さずとも、個人と個人の関係を築きあげることができるのです

これからは、この個人の関係がより重要になってくると私は思っています。

”国”のおかしな風潮に惑わされずに、自分の思ったことを発信していきましょう。

負のスパイラル、老人の昔話に気をつけろ!

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ジジイやババアの話には耳を傾けるな!

と言いたいところですが、私もおじいちゃんおばあちゃん子だったので、そこまでは言いません。

老人が昔の話をするときは、たいてい視点が自分中心です。

戦争の時代に生きていたこともあって、いろんな国のお国事情を知っていたりします。

反日国家への感情も語る老人もいます。

その老人の話は体験に基づく話が多いので、我々日本人がなぜ反日国家を嫌いにならなければいけないのかが明確で、聞いてる側からすると信憑性も十分なので、反日国家に対して負の感情を抱きやすいです。

でも、そもそも自分たちが何かをされたわけでもないし、実際に苦痛を味わったわけでもない。

今と昔、時代も違えば人も違う、反日国家を嫌う必要もないわけです。

老人たちは自分たちの感情を後世に受け継がせたいという使命感に満ち溢れているかもしれないですが、そんな感情はただの負のスパイラルになりうるだけであって、反日国家に対する負の感情を伝える必要はないはずです。

その感情が逆に戦争を引き起こす引き金になるかもしれないですし…

ジジイとババアの話は話半分で聞いておきましょう(笑)

まとめ

この記事を読んで、反日国家と呼ばれる人々に対するイメージは変わったでしょうか?

もし自ら実際に体験して、韓国人や中国人が嫌いになったのであればそれは誰にも非難されることではありません。存分に嫌いになりましょう。

私自身も今まで嫌いじゃなかったものがある体験を通して一気に大嫌いになったことはありますからね。

ただ、自分の経験関係なく、周りの空気をよんでなんとなく嫌いっていうのはただのバカな日本人の1人です。

”国”の風潮に惑わされず、自分の考えをしっかり持っていくことを心掛けましょう。