本は読めるようにはなりたいとは思う。
けど、活字ばっかで読む気がしない。
そんな人は多いかと思います。
本が苦手な人ってそもそも本の選び方が間違ってるんですよね。
友達に勧められただとか、ネットランキングで上位だったとか…
読書が好きな人たちはそんなことに左右されてませんよ…
とりあえず読書苦手度をチェック
誰でも本を読んだ経験はあると思いますが、読書をした時のことを思い出して、次の項目にあてはまるかどうか、チェックしてみてください。
本を読み始めると、集中力がないのですぐ眠くなる。
読めない漢字があってつまづくと、読むのを途中でやめてしまう。
本を読んでる途中に、「あと何ページで読み終わるんだろ~」とか何度も頭にチラつく。
妄想力がハンパないので、想像力はあるはずだが、小説は嫌い。
読書をしようと思ったが、何の本を読めばいいのかわからないので、そもそも読んでない。
なんで本なんか読まなきゃいけないの!(怒)漫画があるじゃない\(゜ロ\)(/ロ゜)/
上の項目に多くあてはまる人ほど読書が苦手な傾向が強くなります。
これらの項目にあてはまる人たちはどういう状態なのかを解説していきます。
読書が苦手なあなたの心の中
読書は苦手だが本を読めるようになりたいとは思う…
おすすめの本を読み始めたものの…
読書が苦手な人が本を読んでる時、本当にその本を読みたいと思っているのでしょうか?
上であげた項目別に解説していきたいと思います。
本を読み始めると、集中力がないのですぐ眠くなる。
これはその人の集中力の問題じゃなくて、ただ単にその本に興味がないだけです。
特に自分が求めている情報でもないので、本能的に体が拒否反応を起こしてるだけです。
この場合はその本は読まずに別の本を探しましょう。
読めない漢字があってつまづくと、読むのを途中でやめてしまう。
長年、読書をしている人でも、わからない漢字が出てくるのはよくあることです。
読書家の場合、この状況に直面した時に取る行動は次の2つのタイプに分かれます。
1つ目は、わからない漢字を見つけたらすぐ調べて、文章の意味をきちんと理解する。
2つ目は、文章の前後で意味をなんとなく理解して、読み進める。
読書好きといってもいろんなタイプの人がいるので、読み方は人それぞれです。
読めない漢字があったくらいでその本を読むのをやめるような人は、そもそもその本の情報を必要としていないのでしょう。
本なんてその漢字を飛ばしたところでそのあとの内容に影響が出ることなんてほとんどありません!
本を読んでる途中に、「あと何ページで読み終わるんだろ~」とか何度も頭にチラつく。
これは面白いから読んでるというより、その本を読み上げたという達成感が欲しいだけなんですよね。
言っちゃえば、ただの自己満足です(笑)
子供の頃から本を読む人間は偉いんだと脳に刷り込まれてきたからこそ、湧いてくる感情ですね。
別に本を読み切ったところで頭が良くなるわけじゃないのにね…
私もこの無駄な読書を何度もやってきました。
本は読んでるけど、ただ読んでるだけで頭にあんまり入ってない状態なんですよね。
こういう状態の人は、1回元々持ってる先入観をリセットする必要がありますね。
本を読んでも頭は良くならない、本を読んでも頭は良くならない……
子供と一緒に10回唱えましょう|д゚)
妄想力がハンパないので、想像力はあるはずだが、小説は嫌い。
小説は私も嫌いです。
読書好きと公言する私でさえ、小説は嫌いなんです……嫌いは間違えました…苦手です。
小説は分厚い本も多いので、どうも先に頂上に目がいってしまって、その山を登らずに帰宅することが多いです(笑)
全く読まないという訳ではないんですが、本の中では苦手な部類にはいります。
つまり、読書と言っても自分が好きな分野、向き不向きがあるってことです
人間はもともと本などに頼らなくても想像、妄想する動物なので、小説など読めなくても想像力は失われません!
読書をしようと思ったが、何の本を読めばいいのかわからないので、そもそも読んでない。
読書したいけど、何を読めばいいか迷うっていうのはよくあることです。
ほんとだったら、読みたいと思う本に出会うまで気長に待て!って言いたいところですが、読書が苦手な人のために本選びのポイントをまとめておきました。
あとで紹介するので、参考にしてみてください。
決して、友人に勧められた本だからとかの理由で本を決めてはいけません。
例外はありますが、大抵は途中で挫折します。
なんで本なんか読まなきゃいけないの!(怒)漫画があるじゃない\(゜ロ\)(/ロ゜)/
その通り!漫画を読んでください(笑)
漫画は楽しみながら知らぬまに知識が身につくので、読むこと自体には賛成です。
私もいろんな漫画をよく読みます。
ただ漫画は、雑多な知識のことが多いので、何かの特定の情報を得ようと思うときは、活字の本の方が有益な情報を得られるでしょう。
読書が苦手な人におすすめする本の選び方
基本的に読書は無理に読んでも身につかないので、無理やり読むことはおすすめしません。
それでも、どうしても本の楽しさを知るために読書を始めたいという人は、次の5つのポイントを参考にして本選びをしてみてください。
分厚い本は絶対NG
読書が苦手な人にありがちなのが、とりあえず有名な本を読んでみるという考えです。
映画やドラマになっているような小説はたいてい分厚い本ばかりです。
知ってるタイトルがあっても、その誘惑に惑わされてはいけません。
少しでもページをめくれば、そこはただの活字地獄です。
きれいな女優はいませんので、注意が必要です。
何かを学んだりする時でも、まずは薄い本から読むようにしましょう。
まずは、薄い本で全体像を知ってから、徐々に細かなことが書いてある厚めの本を読んでいくと、頭に入りやすいです。
いきなり分厚い本はすぐに挫折します。
昔からある文豪の本は読まない
とにかく読みにくいです(笑)
桃太郎などの児童文学は別にして、昔の本は文体から時代背景から全部昔のものなので、読書が苦手な人には難易度が高いです。
最近では、現代的に文体を読みやすく変えてるものなども出版されてますが、それにしても初心者にはおすすめはできません。
ショートショートにチャレンジ!
本が苦手という人にはショートショートがおすすめです。
読書をあんまりしない人には、たぶん馴染みがないかと思いますが、小説のジャンルの一つです。
短編小説よりもさらに短い小説のことです。
平均的に4~15ページくらいで完結します。(1ページで完結することも!?)
長編小説にはない切れ味に鋭さがあるので結構面白いですよ。
凄く短くわかりやすい内容なので、誰でも読みやすいですし、ショートショートの世界にはまったら抜け出せなくなるかも!?
長編小説を書く小説家の中でもショートショートの方が好きだっていう人もいるぐらいですからね。
ショートショートで1番有名な方は、星新一さんという方です。
イメージ的には、世にも奇妙な物語みたいな話を書いています。
オチも秀逸なのでぜひ読んでみてください。
エッセイが読みやすい
皆さんは読書というと、小説みたいに物語性のあるものを考えていませんでしたか?
別に小説だけが読書じゃないんです。
自己啓発本だったり、偉人や芸能人などの自伝などを読むことも立派な読書です。
雑誌や新聞などに掲載されてるコラム、この記事を読んでる今だって読書の1つになるんです。
読書が苦手な人はあんまり深く考えすぎず、興味を持ったものから読み始めていくことをおすすめします。
本選びは自分の直感(センス)を信じる
これが1番大事です!
よく読書家はタイトルや目次を見ただけで、その本が良い本かどうかわかるといいますが、これは本当です。
ただその選び方は読書家じゃなくても、誰でも簡単にできるのです。
そもそも良い本というのは、自分にとって良い本なだけで他人にとって良い本とは限らないのです!
皆さんが服やなにかを選ぶ時には、あっこれいいな、かわいい~、と直感的に思って購入を決めますよね?
それと同じで本も自分の直感(センス)を信じて選べば、良い本を見つけやすいのです。
あまり深く考えずに本のタイトルを見ていくと、目に留まるものが必ずあるはずです。
あっこれなんか面白そう、と思ったら気軽に手に取ってみればいいのです。
そして目次を見て、あっなんか難しそう、つまんなそうと思ったら、本を元あった場所にそっと戻せばいいだけです。
良い本に巡り合うまではこれの繰り返しです。
多くの読書家もこんな感じで本選びをしています。
友達のおすすめ本やネットなどで見るランキングなどはあまり気にする必要はありません。
直感的に、1位の本よりも100位の本に興味を持ったのなら、迷わず100位の本を選んで読んでみるべきです!
まとめ
読書が苦手な人に共通して言えるのが、読書を難しく考えすぎなんですよね。
難しく考えてしまうから、本を敬遠してしまうのです。
私自身、子供の頃は漫画以外の本は全く読んでいませんでした。
読書感想文も本の裏に書いてある、あらすじだけ読んで、さも読んだかのように感想を書いていたものです。
今はいろんな情報ツールが溢れているので、現時点で本に興味がなければ無理に読む必要はありません。
無理に読み切ろうとする行為が一番無駄な行為で愚の骨頂です。
ただ、もし本に興味があって、楽しみながら読むことができたのなら、本は最高の情報ツールとなります。
読書が苦手だけど、本を読み始めようと思った方は、近くの本屋や図書館、amazon、どこでもいいです。
必ず自分の直感を信じて本選びをしてみることをおすすめします。