夜の10時過ぎ、チャイムとともに甲高い声がアパート中に響き渡る。
奴らの訪れです。常識はずれな訪問時間に強制的な契約を迫ってくる。
こんな誰が見ても迷惑だとわかる行為を悪びれることなく、平然とやってのけてしまう。
今回はそんな借金の取り立てみたいな行為は許されるのか?について説明していきたいと思います。
NHK受信料を徴収する者たちの闇
そもそもなぜNHKの受信料についてこんなにも問題になっているのでしょうか?
率直に言うと、NHKが両者合意のもとの契約をしていないからです。
契約という言葉を調べてみると、”二人以上の当事者の意思表示が合致することによって成立する法律行為”とあります。
つまりどういうことかというと、NHK側が相手の意思に関わらず、ほぼ強制的にお客さん側に契約をさせている、ということです。
この状態をNHK側は改善しようとする姿勢が全くないので、NHK受信料問題はいつまで経っても終わりを迎えないのです。
このように明らかにおかしいと思わせる契約を玄関から正面切って結ばせようとするのが、NHKです。
家に来る徴収員はそれを自分たちが正義だと言わんばかりの横柄な態度で我々に接してきます。
実は受信料を取り立てに来る人はNHKとは関係ない委託会社の人達です。
それにも関わらずあのような批判されるような行動を平気で取り続けています。
お金の面もあるかもしれませんが、それだけではできないはずです。いくら契約を取るためとはいえ、あのような行動を取り続けていたら、相手には確実に不快感を与えてしまうのですから。
現に私もとんでもない徴収員にあってから、それまでNHKに抱いてたイメージが一変、NHKに関連するすべてのものや人に嫌悪感を抱くようになりました。
自分達は正しいことをしている!絶対に間違ってない!と思いこまないとできない仕事なのかもしれません。
NHKの闇というものはまだまだ奥が深そうです。
NHKはいつでも訪問OK!?
NHKのあまりにも非常識な訪問時間は、法律的にどうなのか?違法にはならないのか?
正直、この部分が一番気になるところだと思います。
はっきり言うと、違法にはなりません!今のところは……
私としてもとてもショッキングな事実です。私個人の体験でも夜10時過ぎにピンポンの連打ともとれるような感じで家に押しかけられ、脅迫に近いような形で契約を迫られたのですから…
何故こんな勝手が許されているのか?
悔しいですが、法律でOKとされてるからです、今のところは……(笑)
新聞やらなんやらの勧誘であれば、特定商取引法というものによって、”正当な理由もなく、迷惑を覚えさせるような”勧誘”は禁止されているのですが、NHKに限っては違います。彼らの訪問は、”勧誘”ではないのです!NHKの受信契約は今のところは”義務”となっています!
だから奴らが常識はずれた時間に契約を迫ってきたとしても、罪には問いにくいということになるんです。
私自身、まだ一人暮らしにも慣れていなかった頃に、テレビを設置していなかったにも関わらず、強引に契約をさせられた過去があります。
これから新しく生活をはじめる人達のためにも、NHKには、両者の意思が合致するような契約方法に改善してもらいたいものですね。